赤み・ヒリヒリ…そんなつらい肌荒れはどうしたらいいの?原因と対策を徹底解説!

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肌荒れ知らずの美しい肌は、それだけで気分が上がりますよね?いつでも肌荒れのないコンディションのよい肌でいたいと思う人は多いはず。

でも肌は、生活習慣や季節の変わり目、体調などに大きく影響されるため、さまざまな原因のもと肌荒れは起こってしまいます。

肌荒れとひと口にいっても症状はさまざまですが、赤みがあってヒリヒリする肌荒れは、かゆみや痛みなどのつらい症状と見た目の悪さのダブルパンチ。どうにかして早く治したいものです。

とはいえ、正しい対策方法は意外とわからないもの。そこで今回は、赤みがあってヒリヒリする肌荒れの原因と正しい対策方法をご紹介!

この記事を、ぜひつらい肌荒れ改善の参考にしてくださいね。

赤み・ヒリヒリの原因は何?

赤みがあってヒリヒリする肌荒れ。考えられる代表的な原因は、以下の4つです。

  1. バリア機能の低下
  2. 肌が薄くなっている
  3. アレルギー
  4. 物理的刺激

それぞれ詳しく見ていきたいと思います。

原因①バリア機能の低下

肌は、外側から順番に表皮・真皮・皮下組織という3層から成り、表皮の一番外側には、肌のバリア機能を形成している角質層があります。

この角質層は、レンガのような角質細胞と、その間をつなぐセメントのような細胞間脂質でできた壁のようなもので、外界からの刺激から肌を守ってくれています。

ところが、なんらかの原因でバリア機能が低下してしまうと、少しの刺激にも敏感になり、炎症を起こしてしまうのです

次のような人は、バリア機能が低下している可能性があります。

  • アトピー性皮膚炎などの疾患のある人
  • 間違ったスキンケアをしている人
  • 睡眠不足や偏食など生活習慣が乱れている人
  • 水分摂取量が少ない人

原因②肌が薄くなっている

角質が剥がれるなどして肌が薄くなることで、肌はヒリヒリとした痛みやかゆみ、赤み、乾燥などを起こしやすくなります

以下のような人は、肌が薄くなっている可能性があります。

  • 年齢の高い人(女性ホルモンであるエストロゲンの減少に伴い、コラーゲンやエラスチンなどの生成量が低下するため)
  • 頻繁に肌をこすったり掻いたりする癖がある人
  • ピーリングをよくする人
  • ストレスを溜め込みやすい人

原因③アレルギー

使用している化粧品の成分や空気中の花粉などに対してのアレルギー反応として、肌の赤みやヒリヒリが生じることもあります。アレルギーが原因の場合は、かゆみを伴うことが多いといわれています。

アレルギーでの肌荒れが起こりやすいのは以下のような人です。

  • 花粉症がある人
  • 喘息やアトピー性皮膚炎の人や家族にそのような症状の人がいる人
  • ストレスの多い生活を送っている人

原因④物理的刺激

最近つける機会の多いマスクのほか、衣類や寝具の繊維、髪の毛の毛先などとのこすれによって、角質が傷つけられて炎症を起こし、赤みやヒリヒリが生じることがあります

物理的刺激によって肌荒れが起こりやすいのは、次のような人です。

  • アトピー性皮膚炎を患っている人
  • 日焼けした人
  • 風邪をひいている人
  • ストレスを溜め込みやすい人

赤み・ヒリヒリの症状がでたらどうすべき?

肌が荒れて赤みやヒリヒリの症状が現れた時に、まずすべきことは以下の6つです。

  1. かゆみがある場合は冷やす
  2. 洗顔やクレンジングは取り過ぎずに優しく
  3. 正しいスキンケアをおこないしっかりと保湿をする
  4. 紫外線対策を万全に
  5. 刺激物質やアレルギー物質を避ける
  6. 生活習慣を見直す
  7. 市販薬を使用する

ひとつずつ具体的にどのようなことをすればよいのかを見ていきましょう。

①かゆみがある場合は冷やす

かゆみがある場合に、かくのは最もNGな行動。炎症が起こっているところには血液が集まり、神経伝達物質が集中している状態です。冷やして血の巡りを少し滞らせることによって、かゆみを和らげることができます。

保冷剤をハンカチやタオルにくるんで患部にあてて冷やしましょう

②洗顔やクレンジングは擦らず優しく

赤みやヒリヒリの症状がみられるときは、なるべく洗顔やクレンジングで肌に刺激を与えないことが大切です

次の手順で洗顔をおこないましょう。

  1. 洗顔料を手やネットなどを使用してたっぷり泡立てる
  2. 泡をクッションにして優しく洗う
  3. 人肌以下のぬるま湯で優しくしっかりと洗い流す

クレンジングは、メイクの濃さに合った洗浄力のものを選んで、擦らずに短時間で落とすようにしましょう。

洗顔やクレンジングをする時の注意点

  • 無添加や敏感肌向けなどの低刺激処方のものを選ぶ
  • 手やタオルでゴシゴシ擦らない
  • 熱いお湯で洗わない

③正しいスキンケアを行いしっかりと保湿する

洗顔をおこなったら、正しいスキンケアでしっかりと保湿し、うるおいやバリア機能を整えることが大切です

赤みやヒリヒリを伴う肌荒れがある場合のスキンケアのステップは以下のとおり。

  1. 化粧水でしっかりと水分を与える
  2. クリームや乳液で肌表面を保護する

普段とは違い、シンプルなスキンケアを心がけ、なるべく肌に刺激を与えないようにしましょう。

スキンケアをする時の注意点

  • コットンを使用せずに手で擦らず優しくつける
  • 敏感肌向けや無添加の低刺激処方のスキンケアアイテムを選ぶ

乾燥して炎症がひどい場合には、ワセリンやバームを塗るだけのケアがおすすめです

④紫外線対策を万全にする

紫外線は肌表面に炎症を起こし、ヒリヒリや乾燥を悪化させるだけでなく、肌の内部に活性酸素を作り出して、肌内部のコラーゲンなどにダメージを与えてしまいます。

特に肌荒れを起こしてバリア機能が低下している肌は、紫外線の刺激を受けやすくなっています。日焼け止めや帽子などでしっかりと肌を守りましょう。

ただし、肌荒れを起こしているときは、日焼け止めの成分が肌の刺激になることも多く、低刺激処方のものを選ぶことが大切

また、塗るときの擦れや落とすときのクレンジング剤なども肌荒れを悪化させる原因となるため、伸びが良くうるおいを保ち、石けんなどで綺麗に落とすことができる落としやすいものを選ぶようにしましょう。

赤み・ヒリヒリなどの肌荒れにおすすめの日焼け止め

赤み・ヒリヒリが気になる肌荒れにおすすめの日焼け止めには、次のようなものがあります。ぜひ参考にしてみてください。

・アネッサ パーフェクトUVマイルドミルクa(60ml・3,300円)

おすすめポイント
  • アルコール・防腐剤不使用で敏感肌や赤ちゃん(新生児を除く)にも使用可能
  • SPF50・PA++++で、紫外線カット効果が抜群
  • スーパーウォータープルーフ処方でレジャーにも最適
  • 紫外線だけでなく、大気中の微粒子などによるダメージからも肌を守ってくれる
  • ヒアルロン酸などの保湿成分や美容成分配合
  • 石けんで簡単に落とすことができる

・マミー UVマイルドジェルN(100g・990円)

おすすめポイント
  • 食品成分にこだわってつくられている
  • 1歳の子どもから使用可能
  • SPF33・PA+++で日常の紫外線対策にピッタリ
  • ポンプ式で使いやすい
  • お手頃価格
  • 肌と同じ弱酸性で、天然由来のうるおい成分や美容成分配合
  • 石けんで落とすことができる

⑤刺激物質やアレルギー物質を避ける

アレルゲン(アレルギーの原因物質)がわかっている場合は、その物質を避けるようにすることが大切。また、PM2,5などの大気汚染物質や花粉なども肌へ悪影響を及ぼすため避けたいところ。

外からの刺激だけでなく、体の中から刺激をあたえて炎症を悪化させてしまうものもあるので、注意が必要です。

注意したいもの

  • タバコ
  • 辛いもの
  • 甘いもの
  • アルコール

喫煙はNG、そのほかのものは取り過ぎに注意をしましょう

⑥生活習慣を見直す

「肌は体の中を現す鏡のようなもの」といわれており、体の中を整えることこそ肌荒れ解消への近道です。赤み・ヒリヒリが気になるひどい肌荒れを起こしているのであれば、しっかりと生活習慣を見直しましょう。

肌荒れを治す生活習慣は、以下の4つがポイントです。

  1. 規則正しい生活
  2. 適度な有酸素運動
  3. ストレスを溜めない
  4. バランスの良い食事

ひとつずつ内容を確認していきましょう。

①規則正しい生活

肌のターンオーバーを活性化させるのには、睡眠がとても大切。7-8時間の睡眠時間の確保が理想ですが、何よりも質の高い睡眠がポイントになっています。

質の高い睡眠は、眠ってからの3時間が深い眠りであることといわれ、そのためには以下のようなことが有効であるといわれています。

  • 朝起きてしっかりと日の光を浴びること
  • 寝る1-2時間前に入浴を済ませること
  • 寝る3時間前までに食事をすませること
  • 寝る1時間前からスマホやパソコンを見ないこと
  • 寝るときは電気を消して暗くすること

毎日決まった時間に起きて眠る規則正しいリズムを整えることは、免疫機能向上にもつながります。できる範囲で規則正しく整った生活を心がけましょう。

②適度な有酸素運動

軽いジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は、肌の代謝を促進するといわれています。また、運動をすることで全身の巡りもよくなり、冷え性改善や免疫力向上にもつながります。

③ストレスを溜めない

ストレスは免疫力を大きく低下させる原因。呼吸も浅くなり、体全体の巡りも悪くなってしまいます。ストレス発散方法を見つけて、なるべくストレスを溜めないようにしましょう。

また、ゆっくりと休む、栄養バランスを整えるなど、体の状態をよくすることでストレスを感じにくくすることができるといわれています。

④バランスの良い食事

食生活の乱れも大きく肌に影響します。甘いもの・辛いもの、アルコールなどの取り過ぎに注意するのはもちろんのこと、たんぱく質、ビタミン、ミネラルをバランスよくとることが大切

そして、肌荒れをしているときには、特にバリア機能を高める栄養素を積極的にとるのがおすすめです。

バリア機能を高める栄養素と食材

  • 亜鉛・・・牡蠣 牛肉 鶏肉 豚肉 卵 海藻 レバーなど
  • ビタミンC・・・パプリカ ブロッコリー キウイフルーツ イチゴ 柑橘類 緑茶など
  • ビタミンD・・・サケ マグロ サバ 牛レバー バター チーズ きのこ類など
  • 鉄分・・・レバー 赤身肉 貝類 ほうれん草 プルーンなど

⑦市販薬を使用する

かゆみなどの不快感があり、ついつい掻いてしまいそうなときには、薬局やドラッグストアで販売されている市販薬を使用するのもひとつ。クリームタイプ、エッセンスタイプなどさまざまなタイプの治療薬が販売されています。

目もとなどのデリケートな部分にも使用できるノンステロイド処方のものもあるので、肌荒れ具合や場所に合わせて選ぶとよいでしょう。

赤み・ヒリヒリに効くおすすめの市販治療薬

おすすめの市販の治療薬には、次のようなものがあります。ぜひ参考にしてみてください。

・IHADA(イハダ) ダーマキュア軟膏(6g・900円)

おすすめポイント
  • 6つの有効成分配合
  • 炎症・かゆみを鎮め殺菌消毒をおこない、ターンオーバーを促す
  • ノンステロイド、無香料・無着色の低刺激設計で目元にも使用OK
  • パウダーインでべたつきにくく、汗にも強い

・小林製薬 キュアレア(8g・1,000円)

おすすめポイント
  • 弱酸性の非ステロイド性クリームで目の周りにも使用可能
  • 有効成分が赤みやかゆみを鎮めて炎症の悪化サイクルを断ち切る
  • 紫外線や乾燥などの外的刺激から肌を守る
  • 保湿成分配合で、肌にうるおいを与える

肌が弱い人やアレルギー体質の人は注意!

市販の塗り薬でアレルギーを起こしたことがある人やアレルギー体質の人は、市販薬の使用は避けるようにしましょう。

赤み・ヒリヒリが悪化するNG行為

赤み・ヒリヒリを伴う肌荒れのときに、うっかりやってしまいがちなNG行動があります。治りにくくなるだけでなく、さらに悪化させてしまう可能性が高いので、注意しましょう。

ピーリング成分の入った化粧品の使用はNG!

赤みやヒリヒリを伴う肌荒れがあるときに、やってはいけないケアが”ピーリング”

肌が荒れてガサガサしていると、思わずピーリングでつるつるにしたくなってしまいますが、ピーリングをおこなうと、余計に角質が削られて肌が薄くなり、症状を悪化させてしまいます

また、気を付けたいのがピーリング剤を配合した化粧品や洗顔料。ピーリング成分としては、次のようなものが一般的なので、成分表に記載されていないかをチェックしましょう。

ピーリング成分

  • グリコール酸(AHAやヒドロキシ酢酸とも記載される)
  • サリチル酸
  • 乳酸

肌荒れをしっかりメイクで隠すのはNG!

肌荒れで赤みがある時は、どうしてもメイクで隠したくなりますよね?

最近はコンシーラーやファンデーションなどいろいろなアイテムを使用すれば、綺麗に赤みを隠すことができるので、外出するときは特にしっかりメイクをする人も多いのではないでしょうか。

しっかりメイクがNGな理由
  • 化粧品に含まれている成分が刺激になる
  • パフやブラシなどで擦ることで肌に刺激を与えてしまう
  • 洗浄力の高いものでクレンジングする必要がある
  • メイクを落とす時に強く擦らないと落ちない可能性がある

赤み・ヒリヒリがあるときには、なるべくメイクをせずに、低刺激設計で石けんで落とすことができる日焼け止めを塗るだけにするのがおすすめです。

マスク時代…マスクによる肌荒れに注意!

最近は、家から1歩出るとマスクをつけていることが多くなっています。1日中マスクをつけて過ごしているという人も多いのではないでしょうか?

赤み・ヒリヒリを伴う肌荒れ中に気を付けなければならないのが、マスクによる肌荒れの悪化です。

マスクが肌荒れを悪化させる原因

なぜマスクが肌荒れを悪化させてしまうのかというと、次の3つの理由があります。

マスクとの摩擦

マスクのつけ外しをするときはもちろんのこと、つけたままの状態であっても、肌とマスクが接している部分は常に擦れを生じており、肌の刺激となっています。

マスクとの摩擦により、かゆみやかぶれなどの症状をさらに悪化させてしまいます。

マスク内の湿気

マスクを着用すると、マスク内の湿度が上がって蒸れてしまいます。湿度が高いと保湿ができるように感じますが、過度な湿度は、肌をふやけさせてしまい外部からの刺激を受けやすくなってしまいます。

また、汗や皮脂が過剰に分泌されると、雑菌が繁殖してかゆみやかぶれの原因となるほか、肌荒れをさらに悪化させてしまいます。

マスクを外したときの乾燥

マスクを外したとき、マスクの中に溜まっていた湿気が一気に蒸散されます。このとき、肌の中の水分も一緒に奪われてしまうので、肌が一気に乾燥してしまいます。

乾燥によってかゆみを感じやすくなるほか、肌荒れをさらに悪化させてしまいます。

マスクによる肌荒れ悪化を防ぐには

マスクが肌荒れ悪化の原因となるからといって、マスクをつけずに外出するわけにもいきませんよね?でも大丈夫。きちんと対策をすれば、マスクによる肌荒れ悪化は防ぐことができます。

マスクによる肌荒れ悪化を防ぐためのポイントは、次の4つ。

マスクの中の汗をこまめに拭く

マスク内の湿気によって雑菌が繁殖するのを防ぐためにも、こまめに汗を拭くようにしましょう。

肌に合った素材のマスクを選ぶ

マスクの素材はさまざまな種類があるので、自分に合った素材を選ぶことが大切。綿ガーゼやシルクなどの天然素材の柔らかいマスクは、肌への刺激が少ないといわれているのでおすすめです。

マスクをつけるときにワセリンを塗って保湿ケアする

マスクとの摩擦やマスクを外したときの乾燥から肌を守るためには、ワセリンを塗ってからマスクをするのがおすすめ。

肌の表面をうるおいの膜で保護してくれるので、摩擦による刺激を和らげることができるほか、マスクを外したときの乾燥から肌を守ってくれます。

マスクを外したら丁寧に洗顔して保湿する

マスク内は雑菌が繁殖しやすいので、マスクを外したらいつもよりも丁寧に皮脂汚れや雑菌を洗い流すようにしましょう。もちろん洗浄力の強いものを使用したり、ゴシゴシ洗うのはNG。

低刺激設計の洗顔料をしっかり泡立てて肌に負担を与えないように洗います。

洗顔をおこなったら、しっかりと保湿をおこなうことも忘れずに。

皮膚科を受診するという選択も

セルフケアもよいですが、皮膚科を受診するのも赤み・ヒリヒリを治すのには効果的。特に次のような人は、皮膚科の受診がおすすめです。

  • 症状がなかなか改善しない人
  • ヒリヒリ感がつらい人
  • アレルギー体質の人
  • 原因がわからない人

皮膚科では、肌荒れの原因を調べてそれに合わせた薬を処方してくれます。自己判断でケアをするよりも短期間で改善できる可能性が高くなっています

また、保険適応で薬の処方をしてもらえるので、低コストで済むことも。

少しでも症状が軽いうちに治療を受けたほうが治りも早いので、早めの受診がおすすめです。

適切なケアでつらい肌荒れから卒業しよう

いかがでしたでしょうか?赤み・ヒリヒリを伴うつらい肌荒れは、少しでも早く治したいもの。原因を知り、正しい対策をおこなうことで早くつらい肌荒れから卒業することができます

肌荒れは、体の外側からのケアと側からのケアの両方が欠かせません。外からのケアも大切ですが、健康な心と体が肌荒れのない美肌へとつながることもお忘れなく!

今回の記事を参考にして、つらい肌荒れから早く解放され、心も体も健やかな毎日を送ってくださいね。

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