シミにはどんな種類があるの?それぞれの特徴を徹底解説!

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まいこ

まいこ

最近顔のシミが増えてきた気がするなあ……。
どうやってケアするのが良いんだろう?

年齢を重ねると目立ってくる顔のシミ。
日頃のセルフケアを頑張ってもなかなか改善しなくて途方に暮れている方はいませんか?

シミはとても奥が深いもので、一口に「シミ」と言っても実はさまざまな種類があります。
それぞれの種類に応じて、効果的な対策も異なりますので、まずはシミについての正しい知識を習得することが大切です。

今回は、「気になるシミをどうにかしたいけど、何から手を着けたら良いか分からない!」という方に向けて、シミの種類や特徴、適切なケア方法や治療法について徹底解説します。

シミのない美肌を手に入れて、自分に自信をつけましょう!

シミの種類

シミは出現場所や色・形などに応じて、主に4つの種類に分類することができます。

  • 老人性色素斑(日光黒子)
  • 肝斑
  • 炎症後色素沈着(PIH、戻りシミ)
  • 雀卵斑(そばかす)
先生

先生

上記以外にも、厳密にはシミでなくても、見た目がシミに似ているものもあります。
また、ただのシミだと思っていたものに、実は隠れた別の疾患(皮膚がんなど)が隠れていることもあるので、可能な限り自己判断はせず、気になるものがあれば、一度専門医を受診することをおすすめします。

シミができるメカニズム

そもそもシミとは何なのか、そのメカニズムを知っておきましょう。

シミとは

シミとは、皮膚内で作られるメラニンという色素が沈着したものです。
紫外線を浴びることでできる後天性のものもあれば、生まれつきの体質でできる先天性のものもあります。

シミはどんな人にも発症する一般的なもので、あまり重要視しない人も多いかもしれませんが、適切なケアを行わず放置しているとイボ状に隆起し、老人性のイボになってしまうこともあります。
そうなると、治療の負荷も高まりますし、後々苦労することになりかねません。

また、長年紫外線を浴び続けることで皮膚がんの原因になることもあるので注意が必要です。
屋外にいることが多い方は、日頃から紫外線ケアを徹底的に行うことをおすすめします。

シミができるメカニズム

出典:NHK健康ch(https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1238.html)

シミの種類によって詳細のメカニズムは異なりますが、基本的には紫外線を大量に浴びることで、肌の細胞の遺伝子が傷つくことが主な原因です。

遺伝子が傷つことで、ケラチノサイトという肌の細胞が異常化し、黒色の色素であるメラニンを生成する司令を出します。すると、皮膚の深部にあるメラノサイトという細胞がメラニンを大量に生成し、それらが蓄積されることでシミとして皮膚の表面に出現してしまうのです。

そのほか、紫外線によるもの以外にも、ホルモンの影響を受けて出現する「肝斑」などもあります。

シミの特徴や見分け方

まいこ

まいこ

こんなにいろんなシミの種類があるなんて知らなかった!
でも、自分のシミがどの種類にあてはるのか、見分けるにはどうしたら良いの?

シミの種類別に、特徴や見分け方を知っておきましょう!

①老人性色素斑(日光黒子)

発症部位日光が当たりやすい部分にできやすいが、そうでない部分に出現することもある。
(太ももやふくらはぎなどはあるが、手の平や足の裏、毛のない部分にはできない)
発症年齢20代後半〜30代が多いが、それ以前でもできることがある
色・形・形はさまざまだが、基本的に円形に近く、境界がはっきりしている
・色は比較的明るめの茶褐色が多い。濃さは薄いものから濃いものまでさまざま。
・平に見えるが、少しだけ膨らんでいるものもある
傾向・レーザー治療などで取れやすいが、原因がはっきりしないため再発の可能性も高い
・いつの間にか出現し、だんだん大きくなり濃くなる
・中には脂漏性角化症(老化によるイボの一種)に移行するものもあり、注意が必要
先生

先生

一般的に私たちがイメージする「シミ」です。
比較的治療がしやすいですが、一部変異するものもあるので要注意です。

②肝斑

発症部位頬上部に左右対称に出現することが多いが、他の部位のこともある
発症年齢30代以降の女性に発症しやすいが、稀に男性にも見られる
色・形下まぶたのエリアを避け、サングラス焼けやメガネの跡のように見える
傾向・紫外線以外にも、ホルモンやストレス、レーザー照射が原因になることがある
・女性の場合、閉経後に自然と治ることもあり、体質による部分もある
・はっきり見えていなくても潜在していることがある
・治療による完治は難しいが、レーザーや内服薬(トラネキサム酸)を組み合わせることで改善可
・アザの一種である「ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)」と非常に似ており、混在していると判別が難しい
先生

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シミの中でも特に複雑で治療が難しい種類です。
もともと表面化していなくても、レーザー治療などで強い刺激を加えることで顕在化してしまうことがあります。
肌質改善のためにレーザー治療をしたのに、結果肝斑が出現してしまうというのは、何とも残念ですが……。

③炎症後色素沈着(PIH、戻りシミ)

発症部位ニキビ、洗顔、化粧時の摩擦や外傷や火傷などで過去にダメージを受けた場所
発症年齢特になし
色・形灰褐色や紫褐色など
傾向・強い炎症により、一時的に色素細胞が活性化されて色素沈着を起こすことでできる
・通常は半年〜1年以内で自然消滅することも多いが、長く残ってしまうこともある
先生

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怪我の傷跡やヘアアイロンでの火傷が原因になることが多いです。
放置しても治るケースがほとんどですが、受けたダメージが多かったり、アフターケアの仕方が悪かったりすると跡に残りやすくなるので注意が必要です。

④雀卵斑(そばかす)

発症部位顔の上部から鼻にかけてできることが多いが、顔以外にも出現する
発症年齢幼少時〜思春期に出現する
色・形茶褐色で5mm以下くらいの小さなシミが左右対称に多発する
傾向遺伝によるものがほとんどだが、紫外線や妊娠で悪化することもある
先生

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白人に多く見られます。日本人のような黄色人種には少ないですが、色白な人だと発症することがあります。
他のシミと比べて発症年齢が低く、遺伝的なものなので親にそばかすがあるか等で比較的簡単に判別することができます。

シミの種類や特徴に応じた適切な治療法

医者

できてしまったシミを取る際は、どの種類にも同じ治療法が効くわけではありません。

シミは特徴に応じて治療法が異なります。
その方法は、内服薬や外服薬、市販薬など服薬によるものもありますが、一般的に効果が高いのは美容皮膚科等で施術できる「レーザー治療」や「IPL治療(光治療)」「ピーリング」です。

ここからは、シミの治療で主に使われる方法をご紹介します。
シミの種類に応じて、以下の方法を組み合わせながら高い効果を目指していきます。

Qスイッチルビーレーザー

特徴・メラニン色素の吸収率が高い波長帯をもつ
・シミ・アザのような色素疾患に効果的
・周辺組織を熱損傷しないため、傷を残さずメラニン色素だけを破壊できる
価格の相場2〜3万円(照射面積による)
痛み輪ゴムで弾かれる感覚で、我慢できる程度の痛み
こんな人におすすめ!・なるべく1回で治療を終わらせたい人
・過去にシミ治療をしたが、再発したことがある人
・薄くぼんやりしたシミや大きなシミなど、特徴のあるシミを取りたい人
メリット

・メラニン色素を多く含む異常な角層細胞の塊(老人性色素斑)を一度に破壊できる高いパワー
・治療回数が通常1回で済む
・ある程度大きさと形がはっきりしたシミには効果が高い

デメリット

・威力が比較的強いため、正常な皮膚にも熱ダメージが加わってしまい傷跡や色素沈着を残してしまう可能性がある
・細かくムラのあるシミだと取れないことがある

【リスク】
・治療後に赤み・痛み・腫れ・かさぶたができることがあるが、基本的には一時的なもの
・アフターケアが不十分だと色素沈着が起こる可能性がある
・肝斑の存在や体質によっては濃い色素沈着が発症する可能性がある
・やけどやくすみが悪化することがある
・再発の恐れがある
・光アレルギー症状を起こすことがある

QスイッチYAGレーザー

特徴・常な皮膚細胞にはダメージを与えずに、異常な色素のみを破壊できる
・濃いものだけでなく淡いシミにも反応しやすい
・2つの波長をもつため、肝斑やそばかすも含めた、幅広いシミ治療に対応できる
価格の相場2〜3万円(照射面積による)
痛み輪ゴムで弾かれる感覚で、我慢できる程度の痛み
こんな人におすすめ!・なるべく1回で治療を終わらせたい人
・肝斑とシミが混在している人
・シミだけでなく毛穴の開きなど、肌トラブル全般が気になる人
メリット

・メラニン色素だけをピンポイントで破壊できるため、周辺組織を傷めない
・レーザー治療の中でも安全性が高い
・照射時間が短く、ダウンタイムがない
・シミ以外にも色素沈着などの改善が期待できる

デメリット

・施術後は炎症性色素沈着が起こりやすいため照射部位がかさぶたになるまでは、抗生剤含有ステロイド軟膏を塗布し、かさぶたが取れてからは炎症性色素沈着を防ぐためのクリームを塗布する必要がある
・施術後に紫外線対策が重要になり、日焼け止めの使用などのアフターケアが必要

【リスク】
・出力が強すぎると紫斑を生じたり、色素沈着や色素脱失が起きる可能性がある
・適正の出力であっても炎症を引き起こし炎症性色素沈着を生じさせる合併症がある

フォトシルクプラス

特徴・水に吸収される波長が除かれているため、火傷の心配がなく安全
・メラニン粒子の分解作用に優れており、反応しにくいメラニンにも効果が高い
・肌の深層にあるシミ予備軍にもアプローチできる
価格の相場1〜2万円(照射面積による)
痛み輪ゴムで弾かれる感覚はあるが、他の治療法と比べるとやや痛みが少ない
こんな人におすすめ!・肌への負担や火傷のリスクなどをなるべく抑えたい人
・ピンポイントでなく、広範囲のシミを一度で取りたい人
・シミ取りと同時にエイジングケアもしたい人
メリット

・ダウンタイムがなく、治療直後より洗顔やメイクOK
・特別なアフターケア不要
・顔全体をくまなく照射できるため、細かいしみにも効果が高い
・治療を繰り返すことにより、肌の代謝が良くなり、美白・しみの予防もできる
・シミ以外にもはり、小じわ、毛穴の改善、赤ら顔やニキビ跡の赤みなどさまざまな効果がある

デメリット

・シミは薄くなっても残るものも多い
・Qスイッチルビーレーザーに比べるとシミが再発しやすい
・1ショットの照射野が大きく、ピンポイントの治療には不向き
・上まぶたなど、治療できない部位がある

【リスク】
・やけどやくすみが悪化することがある
・肝斑が悪化することがある
・光アレルギー症状を起こすことがある

ケミカルピーリング

特徴・皮膚の表面に化学薬品(おもに酸)を塗布し、一定の深さまでの皮膚を剥脱させる治療法
・薬剤によって皮膚への深達度や薬理作用が異なるため、肌の状態や改善したい症状に合わせて、種類や配合を調節する
・古くなった肌を新しく生まれ変わらせるため、治療効果が幅広い
価格の相場5,000〜1万円
痛みほぼない
こんな人におすすめ!・価格を安く抑えたい人
・肝斑への効果も期待したい人
・現在あるシミだけでなく、今後できるシミも予防したい人
メリット

・細胞の新陳代謝を促して古くなった角質を除去できるため、シミ以外にもさまざまな肌質改善が期待できる
・薬剤の効能が高く、シミに効果的にアプローチできる

デメリット

・強い薬剤を使用するため、一部の人は使えない(アトピー性皮膚炎やケロイド体質、傷など肌に異常がある人、妊娠中や授乳中の人、自己免疫疾患の人やウイルス感染者)
・施術後のアフターケアが必要になる

【リスク】
・施術後、赤みが出ることがあるが、冷却することで数時間~数日で消える
・乾燥・皮ムケが起こることがあるが、保湿することで1週間以内には軽快する
・かさぶたができることがあるが、十分な保湿をし、刺激を避けることで改善する
・一時的な肌のバリア機能の低下により、基礎化粧品などに対するかぶれが生じることがある
・一時的にニキビが悪化することがある
・肝斑が出現したり、悪化したりすることがある

先生

先生

これらの治療法をシミの種類に応じて組み合わせていきます。
医師の治療方針によって異なるところはありますが、適用範囲のイメージとしては下記の通りです。

QスイッチルビーレーザーQスイッチYAGレーザーフォトシルクプラスケミカルピーリング
老人性色素斑
肝斑
炎症後色素沈着
雀卵斑

紫外線は最も大きなシミの発生要因であり、一般的に紫外線が強い夏だけでなく、1年を通して念入りにケアする必要があります。

シミを防ぐための日常的なケア

強い日差し

シミを防ぐためには、日常的なケアが欠かせません。
方法自体は簡単であっても、なかなか意識していないと疎かになりがちなものなので、ぜひ以下の4点を日頃から注意するようにしましょう。

  • 紫外線対策
  • 正しいスキンケア
  • 抗酸化作用の高い食品の摂取
  • 生活習慣を整える

1つずつ詳しく見ていきましょう!

紫外線対策

日傘や帽子、長袖・長ズボン、サングラスなどを用いて、なるべく直接皮膚に紫外線が当たらないようにします。また、日焼け止めクリームは、雨や曇の日も使用したほうが良いです。

正しいスキンケア

紫外線の影響から身を守るためには、肌の保湿が重要です。
その理由は、肌が乾燥すると、肌のバリア機能が衰え、紫外線などの外敵な刺激を大きく受けるようになってしまうから。

なるべく肌を乾燥させないように、スキンケアの際も注意を払いましょう。
スキンケアで大切なのは、洗顔と洗顔後の保湿です。

洗顔の仕方は肌の乾燥に影響を与えるので、肌に刺激の少ない石鹸などを使用し、なるべくゴシゴシ擦らないよう、優しくマッサージするようにして洗うのが良いです。
水分を拭く時は、タオルを押さえ込むようにして、擦らないように注意してください。

また、日頃から洗顔後はしっかりと保湿をすることを心がけましょう。
保湿成分がたっぷり含まれた化粧水や美容液を使うのがおすすめです。

まいこ

まいこ

でも化粧水や美容液って、種類がありすぎて何を選べば良いのか迷っちゃう!保湿効果のある商品ってどんなものがるのかな?


肌の保湿効果が高い成分は、以下のようなものがあります。

《肌の保湿に効果のある成分》
・セラミド
・ヒアルロン酸
・コラーゲン

保湿力の高いおすすめの化粧水・美容液

商品名DECENCIA つつむ ローションセラム E化粧水
容量120ml
価格3,740円
特徴・敏感肌の”うるおい不足”と水分保持力”に着目
・うるおいを与えるだけではなく、しっかりと水分を閉じ込める
・セラミドのサイズを小さくした”セラミドナノスフィア”が角層まで浸透
商品名イルミルド製薬 ALLNA ORGANIC 美容液
容量47ml
価格3,054円
特徴・無添加、日本製で品質が高く安全
・コラーゲン、 ビタミンC、 ヒアルロン酸、 セラミド など12種類の美容液成分配合
・有機栽培で育てられた植物や精油の成分が肌に浸透し、保湿力アップ

抗酸化作用の高い食品の摂取

シミに限らず、肌のケア全般について言えることですが、栄養バランスの良い食事を取ることは非常に大切です。

特にビタミンCやビタミンEといった、抗酸化作用の高い栄養素を摂取することで、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑えることができます。

ビタミンCを多く含む食品柑橘類、キウイフルーツ、いちご、アセロラ、ブロッコリー、パセリ
ビタミンEを多く含む食品ナッツ類、鮭、アボカド、うなぎ、胚芽米

生活習慣を整える

綺麗な肌を保つ基本中の基本は睡眠時間を始めとした、生活習慣を整えることです。
睡眠中は、成長ホルモンが分泌されることで肌の新陳代謝も行われます。
新陳代謝が適切に行われると、例え肌トラブルが起きたとしても、短期間で自然治癒することもあるのです。

日常的なストレスは体内の活性酵素を増やし、シミの原因になるメラニンを過剰生成する恐れがあります。
また、ストレスによるホルモンバランスも崩れやすくなり、肝斑などの原因になることもあります。

まいこ

まいこ

日頃の小さな心がけが、意外と重要なことだったりするんだね!

シミの種類を理解して効果的な治療を!

美人な女性

いかがでしたか?
「何となく気になるなあ」と漠然と感じていたシミにも、実はさまざまな種類があることがお分かりいただけたのではないでしょうか?

今回ご紹介した、レーザー治療やIPL治療、ピーリングといった専門的な治療は効果が非常に高いですが、その分コストやリスクも伴います。

上手に取り入れながら、肌の治療を行っていくことはもちろん大切ですが、まずは日常的なケアがしっかりとできているか、自分自身の行動を振り返ってみることも大切です。

シミのない綺麗な肌を手に入れるのは、難しいようで実は簡単なことかもしれません。
できることから1つずつ、取り組んでみましょう!

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